早い人だと10代後半~20歳前後で「生え際がなんか後退してきた」と焦る人もいます。
ただ、元の生え際から2~3cmぐらい後退するのはよくあること。
髪の毛に詳しい人は、骨格の変化などにも注目しています。民間のある育毛カウンセラーは「20歳以降に生え際が自然に後退してしまうのはよくあること」だと言います。
ある一定のライン(生え際から3cm付近)で止まる人も多いです。ただ、そのまま薄毛がどんどん進行していく人がいるのも事実。
20代での生え際の後退は自然なもの※対策はあるのか
骨格の変化は誰にでも起きるもので珍しいことではありません。それに中学生の頃の髪質と20歳の頃の髪質ってまったく同じではなかったりもしませんか。
成長と共に体も変化するのでどんなにフサフサの人でも5年単位とかで自分の毛量を詳しく調べてみたら必ず変化しているはずです。
後退は止まる?薄毛にはならない
ちょっとでも後退し始めたからといってヤバい‼このまま薄毛になってしまうんじゃないか…と考えるのは早すぎます。
あるラインで止まりほとんど進行しない人もいます。実際に私も2cm~3cm程度の後退で何とか踏ん張ってくれました。
でも、後退は誰にでもあることだし、途中で止まるから問題ないよ
と優しい言葉を投げかけられても信用できませんよね?
とにかく不安だし、早めに対策しておく方が良いに決まっているだろ!
って思いますよね。手をこまねいてただ見ているだけなんて出来るはずありません。自分だって父親の育毛剤をこっそり使ってみたりしていましたから。
20代で薄毛になったらどうしよう…
若い時ほど薄毛の恐怖感はとてつもないです。40代ぐらいになって髪の毛が薄くなってくるのとでは比較になりません。
毎日不安で、気が付けば髪の毛をかき上げて鏡でチェックしている始末。鏡と向き合う時間が本当に多くなりました。
元々おでこが広い人もいるので3cmも後退したら大事件だって人もいますよね。
「今すぐに何とかできなければ意味がない」まさに藁にもすがる想い。。では、どんな薄毛対策をすればいいのでしょうか?実体験も踏まえて紹介しておきます。
20代はハゲるスピードも速い?個人差あり
若ければ若いほど薄毛になるスピードも速い傾向にあります。
AGA治療を行うクリニック、民間で育毛を行っているサロン、大手育毛サロン、増毛サービスをやっているサロン…あらゆるところで同じことが言われています。
でも、それって業界の一般常識みたいなもので全員に当てはまるわけではありません。
気が付いたらあっという間に進行していた…なんてケースもありますが、20代ぐらいで薄毛になり始めたら必ずすぐに薄毛になるとは限りません。
20代で育毛サロンはどうなのか
20代そこそこの若い年代だと、育毛という選択肢しかありません。増毛はかなりハードル高いですよね。できれば、自分の髪の毛を復活させたいって思うはずです。
そうなると、大手の育毛サロンあるいはAGA治療院が選択肢になるはずですが…
慎重に考えなければいけません。
大手の育毛サロンのメリットとデメリット
私は育毛サロンを選びました。後悔はしていませんが、実際に2年以上通ってみてメリットとデメリットがはっきり分かりました。
細かいことは省きます、端的に紹介しますね。
メリット
- 薬を飲まないので副作用の心配がない
- 若ければ若いほど効果を実感するのが早い
育毛サロンのメリットはこの2点のみです。薄毛に気づいてすぐにでも何とかしたいなら育毛サロンに半年ほど通ってみると生え際の復活も見込めます。
その一方でデメリットも多いので必ずチェックしておきましょう。
デメリット
- 値段が高額(サロンによるが年間で100万以上かかるのは珍しくない)
- 自宅のヘアケアが面倒
- 通うのを止めると進行が始まる
一番ネックなのが値段です。
アルバイト等していればローンを組めるんですが、結局通い続けなければいけないので年間の維持費が相当な額になると思います。私の場合は100万余裕で越えました。バイトしてもお金溜まりませんでしたね。
あと、専用の機械だったり1本2万円ぐらいする育毛剤を購入したりと大変でした。自宅でもケアしないといけないのでそれも面倒くさかったり…。
効果は出た
施術の流れはいたって普通です。最初にスチーマーを頭皮にあてて毛穴を開かせて、そこに大量の育毛剤を投入します。
若かったせいか、かなり早い段階(2ヶ月ぐらい)で毛が生えてきました。
しっかりした毛に成長しましたが、通うのを止めて半年もしたら再び後退が始まってしまいました。とにかく余計なオリジナルサプリや機械、育毛剤とかが高いんです。
20代でAGA治療院に通うべきなのか
最近は20代でAGAクリニックを利用している若者ってかなり増えました。中には薄くないのに予防でプロペシア飲んでいる人とかもいますよね。
CMとかでも煽ってくるので若い人はとくに敏感に反応するんじゃないかなって思います。
でもAGA治療のベースになるのは医薬品(フィナステリドとミノキシジル)です。特にフィナステリド(プロペシア)には精力減退とかの副作用が報告もされているので慎重に飲まなければいけません。
もちろん、毎回医師が診察してくれたり状況を確認しますが基本的に継続して飲み続けなければいけません。
メリット
- プランによっては年間の費用を抑えられる
- 薬を飲むのでホームケアがラク
- 医師の診察があるので安心感がある
- 無理な営業がない
クリニックの場合はすべてとは言えませんが、押し売りのような強い営業はかなり少ないです。基本的にカウンセリングを受けて患者さんが納得したら治療をスタートしましょうといった感じです。
デメリット
- 効果は出やすいが副作用のリスクもある
- 飲み続ける必要がある(分量は調整できる)
ミノキシジルのタブレットは発毛効果は出やすいです。自分も体験しているのですが、産毛のような毛が多く生えてきます。
ただ、体毛が濃くなったり動悸がしたりする人もいるので勝手に飲む量を増やしたりするのはNGです。
プロペシアやザガーロ錠は発毛ではなく悪玉ホルモンを防ぐ役割があるので、男性型脱毛症の進行を遅らせる効果があります。
20代の薄毛はヘアケアで対処できるのか
できれば、自力のヘアケアで対処したいのが本音ですよね。実際には可能なのでしょうか。若い世代で、まだ薄毛になり始めたぐらいの段階であれば、育毛剤はおすすめできます。
育毛剤で効果が見込めるのは薄毛の初期
手軽なケアとして育毛剤がありますが…どうなのでしょうか?
- フィンジア
- チャップアップ
- リアップ
などの育毛剤が特に売れていて人気ですが、やはり薄毛になり始めの男性の方が実感するスピードは速いと言えます。
育毛剤は気休め程度にしかなりませんし、匂いが強烈だったり髪型がまとまらなくなるので塗るだけでストレスになります。
でも、まだ初期の薄毛であれば育毛剤で対処する価値はあります。
育毛剤は20代・薄毛になり始めの人にオススメ
難しいですが、気になり始めた部位が数カ月~1年以内であればフィンジアやリアップなどの育毛剤を使ってみるのもいいですね。
長い期間放置していると、毛根が無くなって復活しづらくなるので早いうちに栄養を送り込んであげる必要があります。
使い方※ポイントは1つだけ
育毛剤の塗布の仕方も重要です。ポイントは1つだけです。
毛穴が開いている状態のときに使うこと
たとえば、お風呂上りがいいですね。
もっと言えば、育毛サロンに必ずあるスチーマーのような機械を購入して使うのがベストです。スチーマーで頭皮に汗をかかせる、その後に多めに育毛剤を浸透させるんです。
で、量はかなり多めに使ってみて下さい。
量は多めに使うこと
育毛剤の量は少しずつではなく、ある程度豪快に使ってみましょう。確かに安くはないので、もったいなく感じますが…たっぷり使うのが大事です。
ミノキシジル系の成分を確認する
では「どの育毛剤を購入するべきか」ですが、迷っている人はフィンジアという育毛剤にチャレンジしてみるのが良いでしょう。
ミノキシジル誘導体に加えて、キャピキシルという注目の新成分が配合されているのが特徴です。国内でも最も売れている育毛剤の1つです。
まとめ
20代で生え際の後退が気になり始めた人は途中で進行が止まる可能性も十分にあります。
ただ、何もケアしないと不安で仕方ない人は自己ケアとしては運動、食生活の改善にプラスして何か1本でも育毛剤を取り入れてみるのがいいでしょう。
もし、育毛サロンやAGA治療を検討している人は上記に書いたデメリット等を事前にチェックしてからカウンセリングを受けに行ってみて下さいね。